函館記念の前残り傾向をぶった斬る⚔️
狙えるは差せるあの馬💣

函館記念は毎年、前残り傾向が顕著ですが今年はどうもそうはいかないような気がおり、論理的に解説しています。
T.H 2022.07.16
誰でも

挨拶

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👇先週の記事はこちら

函館記念は毎年、前残り傾向であるが….。

jra van

jra van

グラフは函館記念の脚質別データである。傾向として、逃げ【3-0-1-7】、先行【5-5-6-19】、差し【2-4-3-54】、追込【0-1-0-49】となっている。

逃げ・先行勢が優勢であり、追込が苦戦傾向にあることが分かる。これは、コース形態と大きく関わっている。函館競馬場は第3~4コーナーにかけ下り坂、最後の直線は262m。つまり、悪くても第4コーナーで中団より前目に位置してなければ厳しいのである。直線での末脚勝負に懸けるようなタイプは、たとえ実績上位馬であっても買いづらく、基本的には逃げ~先行勢重視する方が得策に思える。

(👆2021年の記事ではありますが)

💡 函館記念の傾向

 ・逃げ・先行有利

たしかに、函館記念は前残り傾向が強い側面は確かに存在するが…今年の函館競馬場では差し馬が台頭すると予想したい。

差し馬が台頭する3つの理由

📈先週の傾向

先週からBコース変わりとなり、差し馬が台頭するようになった。それは横津岳特別(2勝クラス)、五稜郭Sなどの芝長距離の結果を見ても明らかだろう。おまけに函館記念は函館開催の最終6週目。つまり、思考停止して逃げ馬だけを買い目に入れればいいというわけではないだろう。

☔️天気は雨模様

今週末、函館競馬場の天気予報は不安定な予報。金~土曜の週末に向けて強雨が予想されている。よって、本番の馬場状態は稍重~重で開催されることが予想される。馬場読みのスペシャリスト馬場虎太郎氏も以下のように語っている。

先週、函館芝2000mで行われた日曜メインの五稜郭ステークスは後方待機馬が1、2着。3番人気以内の馬はすべて最初のコーナーを5番手以内で通過していたが、すべて凡走してしまった。今週は週中、週末ともに天気予報が悪く、先週よりも雨の影響をうけた開催になるそう。さらに重い馬場コンディションで、さらにスタミナが問われる馬場になりそう。下級条件の場合は差し馬もバテてしまい、前にいる馬が残ってしまうレースになる可能性はある。だが、上級条件は、後方でスタミナを温存している差し馬が有利になりそうだ。
netkeiba

📊馬場が渋った際の傾向

そこで馬場が渋った際の函館競馬場(芝1800m~2000m)のデータを見てみる。

直近10年、函館競馬場(芝1800m~2000m)の3クラス以上のレースは9レース。その条件下において、掲示板に入った馬はこちら。

ピンクの色付けは4コーナーの位置取りで7番手以下だった馬。11/45頭が該当している。これは前残りが他の競馬場よりも顕著な函館競馬場で馬場の悪い条件においては差し馬が台頭する理由になるだろう。

🐴 該当馬(11/45頭) 

  • ルビーカサブランカ ・

  • シンボ 

  • スズカデヴィアス 

  • カデナ 

  • アストラエンブレム 

  • ドレッドノータス 

  • ブレスジャーニー 

  • ケイティープライド 

  • バイガエシ

さらに6番人気に限るとロベルト持ちの好走が目立つ。

🐴 該当馬(5/17頭)

  • サクラトゥジュール 

  • エリモジパング 

  • ハッピーグリン 

  • クラウンディバイダ 

  • ヤマカツライデン

つまり、これらが大きな特徴であり、攻略への糸口となっていると言えるでしょう。

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ぐんじょー|Slow Horse Mag🏇
@keiba_mag
⚡️「小倉1200mで狙える種牡馬」について解説しました!

💡ポイント
・長く続く下り坂
・スパイラルカーブ
・スピードの持続力

CBC賞と同舞台で予想の参考になればと思っております!もちろん平場予想でも参考になります!(※該当種牡馬は載ってないがw)

keiba.theletter.jp/posts/f1bebed0…
小倉1200mで買うべきオススメの種牡馬 スピードの持続性が重要! keiba.theletter.jp
2022/07/02 10:10
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✒️狙い目

出走馬の中でロベルト持ちで好位から競馬できるのは3頭。

🐴 該当する出走馬 

  • マイネルウィルトス 

  • ジェネラーレウーノ 

  • サトノクロニクル

・マイネルウィルトス

前走目黒記念は終始、外に出されながらも中盤から第4コーナーにかけて徐々に進出。長く伸びる脚を使って2着。ここでも力は上位と見る。7走前の福島民報杯にて不良馬場実績もあるので馬場状態での心配は無用。

・ジェネラーレウーノ

2018年度のセントライト記念を勝って以降、馬券内はなしで11頭立てのチャレンジCでの5着が最高着順。ハナを主張するであろう先行勢の一角ではあるが現状の能力的に買いづらい。54kgと内枠である程度か….くらい。

・サトノクロニクル

穴候補。前走の巴賞で3着に入線。毎年、小頭数で行われる巴賞のレースレベルは過小評価されがちだが今年の勝ち馬はフローラS2着のホウオウピースフルや昨年の中山記念3着のウインイクシード、北海道巧者のモンブランテソーロらが出走でここ数年ではレベルの高いレースであったと思う。それらの馬相手に3着は8歳ではあるが年齢的な衰えは感じない。積極的に狙いたい。

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