【セントウルS】2強ムードの中で期待値を追うならば他の馬を狙うべし
🌞あいさつ
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※概要
中京芝1200mで実施。(本来は阪神開催だが京都競馬場の工事に伴いレース番組の編成により中京で実施)優勝馬にはスプリンターズSの優先出走権が与えられる。
🏟コース形態

JRA-VAN
スタート地点は向正面直線の真ん中付近。緩やかな上り坂を120m進んだ後、緩やかな下り坂に入る。3~4コーナーはスパイラルカーブで下り坂。最後の直線はゴール手前340m地点より240m地点にかけて高低差2.0mの急な上り坂。勾配は2.0%で、中山競馬場芝コースに次いで傾斜がきつい坂が設けられている。ラスト240mはほぼ平坦。芝コース全体の高低差は3.5m。最後の直線距離はAコース時、Bコース時ともに412.5m。
中京競馬場を攻略する大きな鍵は長い直線で力を発揮できるかどうかが重要になる。2~3コーナーで緩やかな下り坂が続き、4コーナー後の直線では中山に次ぐ2m級の急坂が待ち構えている。この急坂によってスピードが削がれるため、他の競馬場よりも差しが決まりやすくなる。
実際、前走コースで新潟競馬場や東京競馬場の成績(単・複回値)は良い傾向にある。

筆者作成
🎓1400m以上での実績
コース形態と前走コースの成績を見ればスプリント戦にしてはスピード < スタミナ が求められる舞台設定なのは火を見るよリも明らかである。
実際、昨年の優勝馬レシステンシアの前走はヴィクトリアM、3着馬のクリノガウディーは安土城S。一昨年の優勝馬ダノンスマッシュと3着馬ミスターメロディの前走は安田記念。12番人気2着のメイショウグロッケは関屋記念。

筆者作成
🐴他馬の短評と狙いたい馬
🐴メイケイエール
気性的な問題に加えアイドルホース的な側面を持ち合わせているために過剰人気になりやすい側面も持ち合わせているということで、評価を1つ下げる。ただ、重賞5勝で能力は間違いなく上位。買わない選択肢はほぼない。
🐴ソングライン
そもそもあくまでこのセントウルSは叩きに過ぎない。調教に乗った津村騎手のコメントで「距離はあった方がいい」とのことなのでこの馬も軸向きではない。ただ、能力はメイケイエール同様に上位。